Saturday, October 16, 2010

ubuntu 10.10に最初にインストールした10のソフト

Ubuntuソフトウェアセンターの改良でソフトの検索、インストールが非常に楽になりました。
  1. Chromium: Google製のブラウザ、Google Chromeのオープンソース版。複数の場所や環境でPCを使う場合、ブックマーク、拡張機能、テーマ、設定を同期してくれるというのは、非常にありがたい。完全に私のデフォルトブラウザになっています。
  2. mozc: Google日本語入力。
  3. Rcmdr: 統計環境RのGUI。ソフトウェアセンターでインストールすると、R本体も自動的に入れてくれる。
  4. Gedit plugin for R statistical computing language: 標準エディターであるGeditでのRの利用を便利にしてくれるプラグイン。
  5. Quarry + GnuGo: 大局観を養ってくれる囲碁のゲームソフト。エンジンのGnuGoはコンピュータ囲碁大会で上位を争うらしい。
  6. TexWorks: そんなに使う分けではないが、「LaTeX2e美文書作成入門」で紹介されていたので…
  7. gPodder Podcast Client: ポッドキャストアグリゲータ。医学雑誌のポッドキャスト購読に使う。
  8. Ubuntu Tweak: UbuntuのシステムやGNOMEデスクトップの設定を容易に行えるソフトウェアで、GPLの下で公開されている。ディストリビューションやカーネル、CPU、メモリなどの基本的なシステム情報の表示、GNOMEセッションのコントロール、GNOMEパネル設定、スプラッシュスクリーン設定、人気アプリケーションのインストール、Nautilus設定、電源管理などの機能を持つ。
  9. Dropbox: オンラインストーレジサービス。ローカルにもファイルを保存し、クラウドと同期してくれる点が便利。Ubuntu Oneもあるが、MacでもWinでも使えるのが、Dropboxの強み。上のUbuntu Tweak同様、ソフトウェアセンターからのインストールはできないが、debファイルをダウンロードして開くと、ソフトウェアセンターが起動するので、インストールは難しくない。
  10. Mendeley: 文献管理ソフト。debファイルが用意されてないので、インストールがちょっと面倒。
 Mendeleyのインストールの手順を書いておくと、アプリケーション→アクセサリー→端末を開き、次のコマンドをコピー&ペーストする。
echo "deb http://www.mendeley.com/repositories/xUbuntu_10.10 /" | sudo tee /etc/apt/sources.list
sudo apt-get update
sudo apt-get install mendeleydesktop
 インストールが首尾よく行ったら、端末で次のコマンドを打つと、GUIのセットアップ画面が起動するので指示どおりに。
mendeleydesktop
 ubuntuを使い始めたのは、忘れもしないXPが壊れた2007年2月6日からだが、その3年半で環境は隔世の感がある。

Thursday, October 7, 2010

【書評】走ることについて語るときに僕の語ること

 クーリエ11号をその特集ゆえに購入した。以前取り上げた梅田望夫氏の「ウェブで学ぶ―オープンエデュケーションと知の革命」に通ずる特集だったからだ。特集記事へとページを繰る途中、村上春樹のインタビュー記事に目が止まった。「毎日3箱タバコを吸うジャズバーのオーナーだった彼が…」というフレーズである。彼の作品は「ノルウェーの森」も「アンダーグラウンド」も挫折し、相性があわないと諦めていた。そんなわけで、あまり彼に関する知識もなかったのだが、ちょうど値上がりした煙草を止めるべきか、それともゴールデンバットをキセルで吸うという姑息な習慣の変更に留めるべきか迷っていたからなのだろう。彼はどのようにして煙草を止めたのだろうーそれを知りたくて、三度目の正直に挑んだ。やはり、どことは言えないが、彼の文体とはそりが合わない様だ。通常の本なら、三時間程度で読める量のページに三日もかかってしまった。
 本書は彼が習慣としているランニングに関するメモワールで、決してランニングの勧めの類のものではない。淡々と自分のレースについて、準備やランニング中の心境を描いている。間奏曲には小説を書くことや生きることとランニングの関連性の私見を述べている。そう、読者を置いてきぼりにして勝手に走っているって印象を受ける。それを寓意するのが表紙で、きっと著者であろう男の走る後ろ姿である。決して、勧められているわけでもないのに、私も本書を読み終えた日から禁煙そっちのけで、表紙の写真の後ろ姿を追い、走り始めてしまった。そんな一冊である。
 ランニングに興味のない方でも、多分、そんな読み方は著者は嫌うだろうが、行動変容や何事かを成し遂げるためのコツ、今で言う、ライフハックに溢れた一冊でもある。
 ちょうど、何の因果か、この記事を書いた数時間前にノーベル文学賞の発表があった。氏の受賞も噂されていたが、同賞の受賞を噂されながらも長らくとれなかったマリオ バルガス=リョサ氏に譲った形になったようだ。