Friday, December 30, 2011

キラーソフト

IE環境がどうしても必要で再インストールしたWindowsXP、実は今日で用済み。しかし、折角、手間隙かけて整えた環境だ。このまま埋もれさせるのももったいない。WindowsXPでなければできない何かをと考えて見つけた答えが、「天頂の囲碁3」である。エンジンは、世界最強の日本人開発のZen、残念ながらオープンソースではなく、製品版もWindows版のみだ。そう言えば、原 尞のハードボイルド長編シリーズの主人公である私立探偵沢崎は、大竹英雄の棋書を寝る前に紐解いていた。私もそれに習い、雪でランニングできなくなった夜長を、Windowsを碁敵として過ごすこととしよう。XPの寿命と私の上達のどちらが先か、楽しみである。

Wednesday, December 28, 2011

NEJM Audio Summary - Dec 22, 2011

Excerpted Script
"The Emperor of All Maladies — The Beginning of the Beginning"
A perspective article by Robert Schwartz from Tufts Medical Center, Boston.
 In his Pulitzer Prize–winning book, Siddhartha Mukherjee explores the twists and turns, successes and failures, and hopes and despairs that led to our understanding of cancer's biology and its treatment, up to the point of the development of imatinib. A high point of this surge on oncology occurred in the late 1990s, when Brian Druker and Nicholas Lydon developed a new kind of drug for treating chronic myelogenous leukemia (CML). The novelty of this compound, imatinib (Gleevec) is its ability to interfere specifically with the out-of-control tyrosine kinase that causes CML.  Imatinib's specificity and clinical effectiveness raised hopes that oncology had at last found a magic bullet. “Targeted treatment” became the shibboleth of the pharmaceutical industry, spurring on a multibillion-dollar search for targets in other cancers.  But the research direction set by imatinib has yielded few useful drugs. In contrast with the single causal genetic change in CML, multiple complex genetic abnormalities are the rule in most neoplasms.  Other new approaches to discovering molecular targets in cancer cells, based on astute exploitation of the molecular biology of certain cancers, show promise.
今年、CNNNYTには、「40年戦争」なる言葉が踊った。1971 年12月、ニクソン大統領はNational Cancer Actに署名し、米国は「がんとの戦争(War on Cancer)」と形容される国をあげてのがん征圧のための戦いを開始し、40年が経過したことによる。そんなタイミングでピューリッツァー賞を受賞したSiddhartha Mukherjee医師の著作に関する寸評。

Monday, December 26, 2011

Windows XPにインストールした15のソフト

プライベートのPC環境は、Windowsと2007年2月6日に ¡Hasta la vista! していた。以来初めて、どうしてもInternet Explorerが必要な状況に遭遇して、空いたノートPCにWindows XPを再インストールする羽目になった。5年近くの歳月をおいて焼けぼっくいに火が付いた形だが、そのサポートは2014年4月8日の花祭りまでと決まっているらしい。あと833日を数えるだけだ。普通プリインストールしてあるから気づかないが、再インストールするとなると、ドライバ関連などの再構築は結構たいへん。むしろUbuntuなどのLinuxディストリビューションほうが簡単なくらいだ。友人に手伝ってもらいやっとのことOSをインストールして、下のソフトをインストールした次第。
  1. Internet Explorer 8:標準ブラウザ。これが本来の目的。
  2. Microsoft Office 2003:オフィス・スィート。未だにパワーポイント形式でとかいう学会が多いので、念のため。
  3. Microsoft Security Essentials:マイクロソフト謹製のセキュリティソフト。
  4. Intelli Pointソフトウェア:マウスのドライバ。
  5. Microsoft Silverlight:よく分からないが、上記をインストールするときにマウスのホームページを訪れたら、インストールするよう言われた。
  6. Google Chrome:オータナティブ・ブラウザ
  7. Google日本語入力:MacOS、Ubuntu、Android携帯、すべてこれ。
  8. iTunes:Google Musicとか、Ubuntu One Musicの出現で利用機会は減ってきたけど、念のため。
  9. R + EZR:統計環境と自治医科大学血液内科有志のGUI。EZRは最近バージョンアップがあったようです。
  10. Gephi + Java環境:ネットワークグラフ描画ソフト。Java環境が必要。
  11. Adobe Air:最近使わなくなったが、念のため。
  12. Dropbox:クラウドとローカルにファイルを保存し同期してくれる。従って複数のPCで使うと自動的に複数のPCのファイルの同期ができる。
  13. Ubuntu One:Canonical社が提供するDropboxのようなもの。写真や音楽に関しては、Android携帯との連携が便利。
  14. Mendeley:文献管理ソフト
  15. Wubi:WindowsにUbuntu環境を容易に併存させるためのユーティリティ。

Wednesday, December 21, 2011

NEJM Audio Summary - Dec 15, 2011

Excerpted Script
21:22 | "Dealing with Uncertainty in a Time of Plenty", a perspective article by Ranjana Srivastava, from Monash Medical Centre, Melbourne, Victoria, Australia.
 It's the newest trend in medicine: “patient-centered care.” Cynically, the author thinks, “Isn't that what being a doctor has always been about?” But her curiosity brings her to a workshop, where two patients describe their experience of illness insightfully.  One patient has a 10-year history of prostate cancer, during which he's seen 12 experts.  “If you had told me at the start of my illness that more experts led to more confusion, I would have laughed. But now I get it. How can anyone reassure me about my health when they can't agree themselves?”  An audience member springs up.  An oncologist in his late 50s, he speaks with the kind of authority that can silence a room: “But your doctors don't agree because the data are not clear. It isn't their fault — do you understand that?”  “I understand that you can't make up an answer where there is none,” the patient responds, “but it's the way you say it that counts. I think you'd find that a lot of patients can deal with uncertainty, provided it's explained properly.”  ”But I can't give you reassurance if I'm not reassured myself!” protests the oncologist.  Troubled by the uncertainties in clinical practice, patients seek reassurance that doctors will work alongside them even in times of private doubt. How can we educate patients about what we know but avoid displaying hopelessness when we don't know?
寄稿者、Dr Ranjana Srivastavaのホームページによると、オーストラリアでOncologistをなさっているらしい。"tell me the truth"という患者との生死について語り合うことに関する著作があるようだが、アマゾンからは入手できないようだ。俯瞰記事自体は、告知の問題というよりはリスクコミュニケーションの問題なので、リスコミに関する岩田先生の本のリンクを貼っておいた。リスコミに関しては、少し古いが、US Environmental Protection Agencyによる"Seven Cardinal Rules of Risk Communication"にも要領よく纏まっている。

Tuesday, December 20, 2011

北韓重大危局

中国語字幕を見ながら久しぶりに顔見せした李春姫アナウンサーの朝鮮語を聴いてると、漢字が極東におけるラテン語であることが分かるような気がする。それにしてもハングルは老眼の目には辛い。朝鮮半島の方々は他国の人に比べ早くに新聞が読めなくなるのではなかろうか?




우리의 전체 당원들과 인민군장병들과 인민들,조선로동당 중앙위원회와 조선로동당 중앙군사위원회,조선민주주의인민공화국 국방위원회와 최고인민회의 상임위원회,내각은 조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국방위원회 위원장이시며 조선인민군 최고사령관이신 위대한 령도자 김정일동지-께서 주체100(2011)년 12월 17일 8시 30분에 현지지도의 길에서 급병으로 서거하시였다는것을 가장 비통한 심정으로 알린다.


주체혁명위업의 계승완성을 위하여 한평생을 바쳐오시였으며 사회주의조국의 강성번영과 인민의 행복을 위하여,나라의 통일과 세계의 자주화를 위하여 불철주야 정력적으로 활동하시던 우리의 위대한 김정일동지-께서 너무도 갑자기,너무도 애석하게 우리곁을 떠나시였다.


われらの全体党員達と人民軍将兵達と人民達、朝鮮労働党中央委員会と朝鮮労働党中央軍事委員会朝鮮民主主義人民共和国国防委員会と最高人民会議常任委員会内閣は、朝鮮労働党総書記であられ、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長であり、朝鮮人民軍最高司令官である偉大な領導者金正日同志主体100(2011)12月17日8時30分に現地指導道で急病により逝去したことを、いちばん悲痛な心情知らせる。


主体革命偉業継承完成の為に一平生を捧げて来られ、社会主義祖国強盛繁栄と人民幸福の為に国の統一と世界自主化の為に不撤昼夜精力的に活動なさったわれら偉大な金正日同志あまりにも突然にあまりにも哀惜われらのもとからお去りになった

Monday, December 19, 2011

Googleのイースターエッグの5つ

1-4の語(群)をGoogleで検索してみると、ちょっとハッピーになれます。
  1. Let it snow:今、旬なイースターエッグ。雪にお絵かきも出来ます。
  2. do a barrel roll:何も起こらなかったら、もう1回サーチボタンをクリックしてみて。
  3. tilt:「8時だよ、全員集合」を彷彿とさせます。”crooked”、”askew”、”斜め”、で検索しても同じになります。
  4. 人生、宇宙、すべての答え:Google先生は何にでも答えをくれます。
  5. パックマン:1-4とは違い、パックマン誕生30周年記念期間限定ロゴだったもの。人気が高く、恒久化されたそうです。

Friday, December 16, 2011

医師のためのGoogle Readerの使い方10のコツ


1. ブックマークバーにブックマークレットを配置する。ブックマークレットとは、一行のJavaScriptで書かれた汎用性のある小さなプログラムのことを言い、ブックマークバーにドラッグするだけでインストールできる。しかし、サービス公式のブックマークレットは、なぜか分かりづらいところに置いてあるので探すのに難渋する。ブックマークを環境に依らず共有しつつ、特定のブラウザにロックインされることを嫌うならば、ブックマークはブラウザのものでなく、Google Bookmarksなどオンラインサービスを使うのが良い。
例)オンラインサービスの利用に役立つブックマークレット
  • 登録...:見てるサイトのフィードをGoogle Readerに登録するブックマークレット。「設定」の「追加機能」にある。
  • Share on Twitter:今見てるページをtwitterでつぶやくブックマークレット。
  • Blog this!:今見てるページをBloggerに投稿するブックマークレット。
  • Import to Mendeley:PubMedなど対応サイトで表示させている文献をMendeleyに登録するブックマークレット。
  • Clip to Evernote:今見てるページをEvernoteにクリップするブックマークレット。一番下にあるので要注意。
  • Googleブックマーク:今みてるページをGoogleブックマークに登録するブックマークレット。
2. 医学雑誌のフィードを取得する。文献管理サービスMendeleyへの取り込みを考慮すると、PubMedで雑誌の新着情報を取得するとよい。下記のフィードは新規20件に絞っているので取りこぼしがあるかもしれない。新規50件でフィードを作り直したり、さらにYahoo Pipesをかませたり、工夫の余地はある。面倒であれば、各雑誌のサイトからフィードを取得してもよい。それぞれを併記しておく。
例) 世界五大医学雑誌の新着記事のフィード
3. Google Newsのフィードを取得する。日本版だけフィードの配信が明示的になっていない。おそらく了見の狭い新聞社などの抵抗の為だと思われるが、下記のURLを参考にしてURLを組み立てて、登録する。
例)Google Newsのハイライトと「インフルエンザ」で検索したフィード
4. Twitterのフィードを取得する。Twitterでフォロワーが増えるととても全部には目を通せない。見落としたくないフォロワーがいれば、フィードを登録しておくと便利。フィードの配信が明示的になっていないので、下記のURLを参考にしてURLを組み立てて、登録する。
例)世界五大医学雑誌と「インフルエンザ」のつぶやき
5. "Listen Subscriptions"フォルダを作成し、ポッドキャストを購読。これだけでAndroidのGoogle謹製ソフト"Listen"と同期し、Androidフォンで聴けるようになります。Free Medical Podcastsに厳選された医学関連podcastのリンクがあります。ドイツ語が分かれば、DMWでもポッドキャストを配信していますし、American Association of Respiratory Careでは、英語の他に中国語、スペイン語でも配信されています。
例)
6. 送信先をカスタマイズする。Blogger、Twitterにチェックを入れ、 カスタムリンクの作成で下記の項目を入力し、保存する。
Google Bookmarks
  • 名前:Google Bookmarks
  • URL:http://www.google.com/bookmarks/mark?op=edit&output=popup&bkmk=${url}&title=${title}
  • アイコンのURL:http://www.google.com/favicon.ico
Evernote
  • 名前:Evernote
  • URL:http://s.evernote.com/grclip?url=${url}&title=${title}
  • アイコンのURL:http://www.evernote.com/favicon.ico
Mendeley
  • 名前:Mendeley
  • URL:http://www.mendeley.com/import/?url=${url}
  • アイコンのURL:http://www.plosone.org/images/icon_mendeley_16x16.gif
7. スターを付けて保留し、その日のうちにスター付きアイテムをゼロにする。まずは、右コラムを隠し(u)、全画面表示にして(f)、「すべてのアイテム」(g then a)でタイトルを流し読みして、読むものにスターを付け(s)、すべてを既読(shift + a)にする。次に「スター付きアイテム」(g then s)で読んでいき、Evernote、Mendeley、Twitter、Blogger、Google Bookmarksにトリアージ(shift + t)していく。

8. 週次レビュー:週に1回はインプットを振り返る。トレンド(g then shift + t)やピックアップ(g then p)を見て、登録フィードを見直す。タグを自分の目標としておくと無用なフィード購読を避けることが出来る。

9. 月次レビュー:月に1回はアウトプットを振り返る。自分のブログの投稿、Twitterでのつぶやき、ブックマークの整理など。

10. キーボードショートカットを覚えると機敏に操作できるようになる。なかなか覚えられない場合には、壁紙にしてしまうのも一案。


おまけ:新たにGoogle Readerを始める方は、フィードの登録が一番面倒な作業になると思います。そこで上記で紹介したフィードに厚生労働省、日本医師会、医学界新聞など有用と思われるフィードをバンドルした"FEEDS4JAP_DOC"を作成しました。登録して、カスタマイズする雛形にしてください。

Wednesday, December 14, 2011

運動誘発性アナフィラキシーに関する5つのリンク



最近、蕁麻疹の患者さんが多いので関連してFDEIAについてリンクをメモしておく。
φ(´・ω・`)
  1. 食物依存性運動誘発性アナフィラキシー Wikipedia
  2. 食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは? All About
  3. 運動誘発性アナフィラキシーショック(経験者の意見求む)OK Wave
  4. 小麦依存性運動誘発アナフィラキシーの話「六号通り診療所所長のブログ」
  5. 食物依存性運動誘発アナフィラキシー:FDEIA「内科開業医のお勉強日記」

NEJM Audio Summary - Dec 8, 2011

Excerpted Script
17'13" | "Discussing Overall Prognosis with the Very Elderly",
a perspective article by Alexander Smith, from University of California, San Francisco. Though life expectancy inexorably decreases with advancing age, we tend to avoid discussing overall prognosis with elderly patients who have no dominant terminal illness. But we may thereby undercut patients' ability to make informed choices about their future. To improve the quality of decision making for the very old, the authors believe we should radically alter the paradigm of clinician–patient communication: offering to discuss overall prognosis with very elderly patients should be the norm, not the exception. The authors suggest that clinicians should routinely offer to discuss the overall prognosis for elderly patients with a life expectancy of less than 10 years, or at least by the time a patient reaches 85 years of age. Since the harms of many health interventions are immediate whereas the benefits of preventive interventions may accrue slowly over time, clinical priorities should and do vary with life expectancy. For patients with a life expectancy of more than 10 years, cancer screening, intensive blood-pressure management, and tight control of glycated hemoglobin levels will have high priority, whereas for patients with a shorter life expectancy, priority might be given to reducing the pill burden and engaging in advance care planning.
18'48" | "Learning about the Safety of Drugs — A Half-Century of Evolution", a perspective article by J. Avorn from Brigham and Women's Hospital, Boston. Fifty years ago, a constellation of events transformed the way we think about drug safety. Frances Kelsey, a new medical review officer at the FDA, was working on her first assignment: approving a sleeping aid called Kevadon. It was widely used in Europe, and the company seeking a U.S. license expected quick approval by an agency that rarely said no to anything. But Kelsey noted that the manufacturer's animal safety data were scanty and inconclusive, the clinical evidence was superficial, and there was no assessment of long-term risk. Meanwhile, a strange epidemic was unfolding in Europe. Babies were being born in unprecedented numbers with severe limb-reduction defects, their hands or feet emerging directly from their torsos. During its years on the market, thalidomide with more than 60 different trade names is believed to have caused limb-reduction defects in more than 10,000 children worldwide. Kelsey kept thalidomide off the U.S. market, sparing Americans an epidemic of limb-reduction birth defects. Fifty years later, we are still trying to learn how best to regulate, prescribe, and monitor the use of medications in ways that maximize their benefit while reducing the likelihood and severity of adverse effects. One current example is an immunomodulatory agent that has shown great promise for treating both leprosy and multiple myeloma — thalidomide.
460 words / 200 sec = 138 wpm
今回のスクリプト抜粋の後半は、映画「典子は、今」でも有名なサリドマイド禍について。
上掲書にも詳しく解説されているが、ドイツの小児科医Lenzの警告1によりグリュネンタール社が製品の回収するに至る。日本では、ドイツでの回収開始から294日後に回収が開始した。アメリカでは1960年9月に販売許可の申請があったがFDAの審査官フランシス・ケルシーがその安全性に疑問を抱き審査継続を行ったため、治験段階で数名の被害者を出しただけだった。1962年にケルシーはケネディ大統領から表彰されている。現在ではその血管新生抑制の作用を利用して、ハンセン病、エイズ、癌、糖尿病性網膜症などへの治療に応用されるようになってきている。
1) Lenz W. Kindliche Mißbildungen nach Medikamenten-Einnahme während der Gravidität? Dtsch Med Wochenschr 1961;86:2555-2555


Saturday, December 10, 2011

Chromeでハイライト&ドラッグで検索する拡張機能

Drag-N-Goという拡張機能。ドラッグの上下方向とCtrlキーとの組み合わせで4つのエンジンを切り替えられる。デフォルトで設定できるのが、Google、Bing、Yahoo、Wikipedia、YouTube、Flickr。その他のサービスを使うときは、Customを選択し、例えば、News検索にRitlweb "http://news.ritlweb.com/search/" を、単純なSearchにはDuck Duck Do "http://duckduckgo.com/?q=" を、English辞書に英辞郎 "http://eow.alc.co.jp/" をWikipediaは日本語版 "http://ja.wikipedia.org/wiki/" を使うには、それぞれ""内の文字列をペーストしてやるといい。

Wednesday, December 7, 2011

NEJM Audio Summary - Dec 1, 2011

Excerpted Script
15'41" | "The Four Habits of High-Value Health Care Organizations", a prospective article by Richard Bohmer, from Harvard Business School, Boston. Health care organizations considered among the nation's highest performers often have unique personalities, structures, resources, and local environments. Yet they often have remarkably similar approaches to care management, common habits that may be transferrable. The first common habit is specification and planning. To an unusual extent, these organizations specify decisions and activities in advance. Specification also applies to separating heterogeneous patient populations into clinically meaningful subgroups. A second common habit is infrastructure design. High-value health care organizations deliberately design microsystems — including staff, information and clinical technology, physical space, business processes, and policies and procedures that support patient care — to match their defined subpopulations and pathways. The third habit is measurement and oversight. High-value organizations primarily use measurement for internal process control and performance management. The fourth and final habit is self-study. Beyond ensuring that their clinical practices are consistent with the most recent science, these organizations also examine positive and negative deviance in their own care and outcomes, seeking new insights and better outcomes for their patients.
191 words / 96 sec = 119 wpm
スティーブン・R・コヴィーによる自己啓発本「7つの習慣」("The 7 Habits of Highly Effective People")をパロったと思われる俯瞰記事です。寄稿者、リチャード ボーマー医師は、ハーバード ビジネス スクールの教授であり、"Designing Care: Aligning The Nature and Management of Health Care "という本を著し、ウォール ストリート ジャーナル紙に応えて、医療が単独の開業医モデルから「チームベースのスポーツ」に進化した主張しています。以前にもNEJMに、"The Shifting Mission of Health Care Delivery Organizations"という記事を寄せております。単純化すると、病院は一層他業界の如く企業化を推し進めるべきという意見のようですが、正直、時代の流れからは、ワンテンポ遅れており、一橋大学の猪飼周平の「病院の世紀の理論 」のほうが、的を得ているように思います。

蛇足ながら、本家の7つの習慣は、下記の通り。
  1. Be Proactive
  2. Begin with the End in Mind
  3. Put First Things First
  4. Think Win/Win
  5. Seek First to Understand, Then to Be Understood
  6. Synergize
  7. Sharpen the Saw

Tuesday, December 6, 2011

【本】 看取りの医者

12月12日のTBS月曜ゴールデンで放映される「看取りの医者 バイク母さんの往診日誌」の原作である。原作者が大学時代の同級生ということは抜きにしても、医療関係者以外に広く読まれて欲しい一冊である。在宅診療に関わったことのある医療従事者ならば、思わず頷いてしまうケースが紹介され、最終章で著者が導く結論は簡単、「自宅で死のうよ」ということである。患者さんにアンケートを採ると、6割の方は在宅死を希望しているのに、90%近くの方が病院死を迎える現状を憂えて、優しい提言をしているものと推察する。この提言に対し、親をどうするか、配偶者をどうするか、自分はどうするか、再度、一人一人が考えたい。

日本の死亡者数の推移を俯瞰すると、死亡件数において病院死が在宅死を超えたのは、1976年のことで、同年の全死亡者数は70万人程度であった。「およげ!たいやきくん」、「ペッパー警部」、「あの日にかえりたい」、「俺たちの旅」、「なごり雪」などの歌謡曲が流れ、漫画では週刊少年チャンピオンの全盛で「ドカベン」、「ブラックジャック」、「エコエコアザラク」、「がきデカ」、「カリュウド」などが連載されていた時代の話である。以後、日本の高齢化は進み、現在は、年間120万人の方が亡くなっている。この事態に対し、前半は病床数の増加、後半は在院日数の短縮などで対応してきたが、報道からも窺えるように、病院の疲弊・破綻、医療費の高騰など綻びが生じてきている。それでもなお、死亡者数がピークを迎えるのはまだ先の2038年で、年間170万人という予測がなされているのである。現実は、厳しく、否応なく「病院では死ねない」時代はやって来る。

みなが一様に貧しい時代があったが、経済成長を通じて、一時期、普通の日本人は、一億総中流で、巨人ファンで自民党支持になるという幻想を共有した。その頃、女性は、24歳で結婚のあてがないと、クリスマスイブと称して焦ったりもした時代だった。しかし、もはや、自民党は与党ではなく、野球の応援チームも結婚の時期も多様化している。死に様が、多様化する時代も、遠くはない気もしている。

Monday, December 5, 2011

LinuxMint 12にUbuntu Oneをインストール

Ubuntu Oneの存在は知ってはいたが、プラットフォームを選ばないDropboxに一日の長があり、放置していた。この度、Android携帯を買い換え、携帯でもUbuntu Oneのサービスが利用できることがわかった。早速、母艦のLinux Mint 12にもインストールしようしたが、Synapticパッケージマネージャからのインストールでは失敗してしまう。端末から下記のコマンドを叩いてインストールに成功したので、メモしておく。
sudo add-apt-repository ppa:ubuntuone/beta
sudo apt-get update
sudo apt-get install ubuntuone-client-gnome
sudo apt-get install xul-ext-bindwood
sudo apt-get install ubuntuone-control-panel

Saturday, December 3, 2011

Galaxy Nexusにインストールした10のアプリ

初代Google携帯をカスタムROMをインストールして使っていたが、Android 4.0搭載のGalaxy Nexusの発売を機に買い換えた。アプリはパソコン上のAndroid Marketでインストールが簡単なので、ついつい入れすぎてしまう。アイコンを重ねることでフォルダを作成してくれるのは、非常に良い改良点だ。あともう1つ、右のようなスクリーンショットが簡単に取れるようになったのもクールだ。
 購入して24時間以内に入れたアプリのうち、厳選して10個下に挙げておく。
  1. Listen: Google ReaderのListen Subscriptionsに登録してあるポッドキャストを聴くことができます。NEJMなどのポッドキャストを購読して、"Autoイヤホン"でこのアプリを設定しておけば、YouTubeなどに無為な時間を費やす機会が減らせるかも。
  2. ChromeMarks Lite: パソコンでブラウザにChromeを使っていれば、そのブックマークにアクセスできる。利用サービスに合わせて、"Andricious"とか"GoMarks for Google Bookmarks"とか使い分けたらよいでしょう。
  3. GTasks: GmailのTasksにアクセスできる。個人的には過不足ないので愛用しているTo Doリスト。Androidの話から逸れるが、なぜかMacOS X上のChromeでは、項目の詳細設定の">"のリンクが効かないので、設定とリストの行き来には"Shift+Enter"というキーボードショートカットを覚えておくとよい。
  4. Droideley: 文献管理のサービスMendeleyにアクセスできる。Mendeley/PLoS API Binary Battleで最終選考に残ったソフトです。
  5. Dropbox: Dropboxにアクセスできる。自分は、性質は異なるのですが、Evernoteよりもこちらが好きです。ひとつはプラットフォームを選ばないこと、パソコンのローカルにもデータを置いてくれること、音楽もおいて置けることが、その理由です。Ubuntu Oneを利用していれば、"Ubuntu One Files"とか"Ubuntu One Music"とかを使うのもありですね。
  6. NHKネットラジオ: 結構NHKのラジオ放送は好きなので嬉しい。録音機能とかもついてくれれば嬉しいが、無理でしょうね。
  7. GOdroid: エンジンがGnuGoの囲碁ソフト。結構強い。
  8. イヤホンリモコン: イヤホンのボタンで音楽プレーヤを操作できるようになる。
  9. Graffiti for Android: 電子手帳で最初に使ったのが、Palm m505でしたので、携帯打ちよりGraffitiのほうがしっくり来るのです。私にとっては、iPhoneに対するキラーアプリの1つであります。
  10. Johns Hopkins ABX Guide: 今回インストールした唯一の有料ソフト。Johns Hopkins大学病院作成の抗菌薬マニュアル。"ちょっと値は張りますが、"Merck Manual Suite + Drugs"とか、"Harrison's Manual of Medicine"とかもあります。